「トランポリン、色々なメリットがあるのはわかったけど、子供の遊び方はあるの?」
「注意する点や、子供の能力を引き出す跳び方を知りたい!」
大人が跳ぶのとは違って、子供に跳ばせる時はこのように色々気になるポイントがありますよね。
購入して1年、我が家のトランポリン子供の遊び方を効果別でご紹介します^^
トランポリン子供の遊び方①体力・運動神経UP
子供は普通にジャンプするだけで充分なのですが・・・
我が家では、飽きさせないためゲーム感覚にして楽しんでいます。
◆難易度0◆ 普通にジャンプ
◆難易度1◆ 両手をあげながらジャンプ
◆難易度2◆ ジャンプしながらその場で1周まわる
◆難易度3◆ 両手をあげてジャンプしながらその場で1周まわる
◆難易度4◆ 足を開いて閉じてしながらジャンプ
◆難易度5◆ 足は開いて閉じて、腕は肩の高さまでまっすぐあげておろして、しながらジャンプ
ちなみにうちの次男は今、難易度4がまもなくできそうです^^
トランポリン子供の遊び方②脳を育む
トランポリンで普通にジャンプすること自体、脳はフル回転でしっかりと使われています。
けれど、そこにもう一工夫してみたら、色々なことが楽しく身に付けられそうです。
◆数を数えながら・・・
「1、2、3、4、5・・・」と数えながら跳ぶことで、数字が楽しく覚えられます。
1から言えるようになったら、「今日は10から」「今日は20から」「10から小さい数を言っていこう」「英語で数えてみよう」などバージョンを変えれば、より楽しくたくさんの数が覚えられますね。
◆音楽を聴きながら・・・
オススメは英語のうたです。身体を動かしながら聴くことで、リズム感も英語も楽しく脳にインプットさせられます。
トランポリン子供の遊び方③しつけ
トランポリンをしつけに活用することもできます。
きょうだいがいるお宅は、「順番を守ること」「小さい子に譲る」「譲り合い」を学ばせられます。
跳ぶことが大好きなお子さんには、食べた直後は跳ばないよ、〇分でおしまいにしようね、など「時間を守ること」を教えられます。
遊び終わったらトランポリンを立てかけておく、元の場所に戻す、など「お片付け」も習慣づけることができますね。
全てのポイントは、遊ぶ前に説明することです。
事後に「順番守りなさい!」「もうおしまいの時間よ!」と言うのでは、子供も面白くありませんし、言う親もイライラに変わってしまいがちですよね。
「トランポリンで遊ぶ時は一人ずつ順番に跳ぶよ」など遊ぶ前にルールを伝えておき、守れたら褒める、守れなかったら「こう約束したね」と何度でも冷静に伝えると自然と身についていきますよ。
トランポリン子供の遊び方④発想力UP
トランポリンは「跳んで遊ぶもの」と思い込んでいませんか?
跳ばずに遊んだっていいんですよ~
我が家では、トランポリンが「おうち」になったり「電車の走る線路」になったり「車が走る道路」になったり「船」になったり・・・様々なものに変身します。
時には次男のイスになったり、トランポリンの下に潜り込んで隠れ家になったり、使い方も色々です。
ポイントは、違う使い方をした時に、危険でなければ止めないこと。
それから「あら、よく思いついたわね!」「そんな使い方もできるのね!」などと、親が褒めたり感心したりすること。
すると、子供は嬉しくなってどんどん豊かな発想力をみせてくれますよ^^
トランポリン遊ぶ時の注意事項5つ
◆跳ぶ時はトランポリンの上や周りにモノが置いていないことを確認
◆跳んでいる時は保護者が見守る
◆きょうだいや友達と一緒の場合は順番に一人ずつ跳ぶ
◆体調不良時や食後に跳ぶことは避ける
◆定期的にトランポリンの足が緩んでいないか・危険な箇所はないか、など安全点検を行う
トランポリン実際のところ何歳から跳んでいいの?
トランポリンは何歳から遊ばせていいのか迷いますよね。
判断する上で気になるのが、子供の脳への影響ではないでしょうか。
過度な心配をしないためにも、子供特有の配慮が必要な理由を知っておきましょう。
それでは、配慮すべき乳幼児の特徴を3つ、あげていきます。
①乳幼児揺さぶられ症候群
激しく揺さぶられることで子供の脳が傷つき、重い障害が残ったり、死亡したりするものです。
揺さぶられる時に脳が頭蓋骨に何度も打ち付けられるため、損傷を受けたり、出血が起こってしまうのです。
どの程度の揺さぶりで損傷や出血が起こるかというと、揺さぶりを見て「子供が危険だ」と誰もが思うほどの激しい揺さぶり、具体的に言うと1秒間に3~4往復するほどの激しい揺さぶり、ということです。
特に危険な時期が、首が安定しておらず頭蓋骨と脳の間に隙間も多い新生児~生後6ヵ月頃です。
②乳児は大泉門が閉じていない
赤ちゃんの前頭部ってやわらかくてペコペコしていますよね。
その部分は大泉門といい、頭蓋骨がまだ閉じていないのです。
頭蓋骨が開いているということは、その部分は脳をガードする機能が弱いということ。
あまりに強い衝撃を与えると脳に障害が残ってしまうこともあります。
出産時や赤ちゃんの急激な脳の成長時に必要な大泉門は10か月頃まで増大し、その後成長とともに閉じていきますが、1歳半前後で触ってもわからなくなり、2歳前後で完全に閉じると言われています。
触るのさえためらったり過度に怖がることはありませんが、子供の頭はデリケートだということは決して忘れず、①のような激しい揺さぶりや転倒などによる強い衝撃を与えないよう大人がしっかり守ってあげる必要があります。
③心身ともに未熟である
乳幼児は当然ながら、心(脳)も身体も未熟です。
心(脳)が未熟ということは、予測ができなかったりルールを理解し守ることができないため、危険な行動や予測不能な行動が多いということです。
身体が未熟ということは、自分の身体のコントロールがうまくできないので、バランスを崩して転倒したり、思わぬケガや体調不良の可能性が大きいということです。
これらをふまえて、トランポリンで遊び始めるオススメ時期は3歳以降です。
実際のところは、揺さぶられ症候群の心配が少なくなる6ヵ月以降であれば、抱っこや保護者の方と一緒に、ポンポンと軽く跳ねる程度なら問題ありません。
しかし、心配なのはトランポリンで揺れることよりも、思わぬ転倒などで頭を打ち、脳に悪影響を及ぼすこと。
安心して遊ばせるためには、頭蓋骨が完全に閉じていること・身体のコントロールができること・しっかりとコミュニケーションが取れること、この3つがしっかりしている3歳以降のスタートがやはり安心できるでしょう。
おわりに
この記事では、我が家でのトランポリンの遊び方をご紹介させていただきました。
お子さまの性格や好みによって、それぞれのご家庭オリジナルの遊び方もぜひ発掘してみてくださいね。